ホワイトニング

ホワイトニングは、歯を化学的に白くする歯科治療です。歯を削ることなく白い歯にすることができます。
歯並び、形態、バランスが良く、歯質が十分にある場合(詰め物や被せ物は白くならない)は非常に優位性の高い審美改善治療です。
歯科医院でしか扱えない特殊な薬剤を使用することで、歯そのものを白くすることが可能です。
当院では、ホームホワイトニング「ティオン」とオフィスホワイトニング「オパールエッセンスboost」の2種類をご用意しています。ここでは、それぞれの特徴や治療の流れなどについて詳しく解説します。

ホワイトニングとは?

歯が美しい女性の画像

歯科医院で行うホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素という特殊な薬剤を使用して歯を白くする治療法です。この薬剤は歯科医院でしか扱えない医療用の薬剤で、歯の表面の着色を落とすだけでなく、歯の内部まで浸透して色素を分解します。サロンなどで行うホワイトニングでは使用できない薬剤のため、歯の内部からの漂白効果は期待できません。当院で使用している「ティオン」と「オパールエッセンスboost」は、世界中で実績のある安全性の高い製品です。

このようなお悩みは
ありませんか?

  • 自然な白さで清潔感のある印象を手に入れたい
  • 歯を削らずに白い歯を手に入れたい
  • 被せ物のほうが白くて自身の歯の色が気になる
  • 人前で話すことが多い仕事
  • 結婚式や記念撮影を控えている
  • 短期間で効果を実感したい方(オパールエッセンスboost)
  • 自分のペースでじっくり白くしていきたい方(ティオン)

当院のホワイトニング治療に
おける特徴

当院のボトックス治療の流れ

当院では、患者様一人ひとりの歯の状態や生活習慣に合わせて最適な治療プランをご提案しております。
ホームホワイトニング「ティオン」では、2種類の薬剤をご用意しております。マイルドな効き目のものとすぐに効果を実感したい方、詳細はご相談ください。
オフィスホワイトニング「オパールエッセンスboost」では、光触媒効果で薬剤の働きを高める特殊なLEDライトを使用し、短時間で効果的な治療を実現しています。
ホームホワイトニング、オフィスホワイトニングともメリットデメリットありますので患者様にライフスタイルに合った治療方法をご提案します。

ホワイトニング治療の
メリット

オフィスホワイトニング

オパールエッセンスboostは、40%の過酸化水素を含む高濃度ジェルを使用します。特殊なLEDライトとの組み合わせにより、わずか1回40分の治療で効果を実感できます。薬剤の活性化を促進する光触媒システムにより、歯への負担を最小限に抑えながら、効率的に歯を白くできます。治療後すぐに効果を確認できるため、お時間がない、家で自分でやるのはめんどくさい、結婚式や大事なイベントが控えている、など確実に短時間で効果を実感したい方におすすめしております。

ホームホワイトニング

ティオンは、10%の過酸化尿素を含む薬剤を使用する低刺激のホームホワイトニングです。専用のマウスピースに薬剤を入れ、1日1〜3時間装着します。ご自身のペース、お好みの白さまでご自身でコントロールできます。
またマウスピースを保管しジェルを購入すればいつでも再開できます。
歯科医院で色のチェックを定期的に行いながら、ご自身のペースで治療を進められます。

ホワイトニング治療の
デメリット

一時的な知覚過敏への対応

ホワイトニングの最大のデメリットは知覚過敏です。
施術中、また術後に冷たいものがしみやすくなる場合があります。これは歯の構造が一時的に変化するためで、通常は自然に改善します。
知覚過敏が出た場合は症状によって対処法が違いますのでご相談ください。

継続的な自己管理

ホームホワイトニングではマウスピースの管理や毎日の薬剤塗布など、自己管理が必要となります。マウスピース装着時は飲食ができないため時間の確保や白くなるまで1〜2週間以上の継続使用が必要なため、毎日の治療が負担に感じる方もいらっしゃいます。また、装着時間が長いほど効果が高まる(限度はある)ため、生活リズムに合わせた使用計画が必要です。

後戻り

ホワイトニングは被せ物ではないため後戻りすることがあります。
その場合は再度施術をすればまた白くなります。

当院の
ホワイトニング治療の流れ

当院のホワイトニング治療の流れ

カウンセリングと検査

まず、歯と歯ぐきの状態を検査します。虫歯や歯周病がある場合は、先にその治療を行います。
現在の歯の色を測定し、写真撮影を行って記録します。患者様の希望や生活習慣をお聞きし、最適な方法をご提案します。

治療計画の作成

オフィスホワイトニングの場合は、必要な治療回数や間隔を決定します。
ホームホワイトニングの場合は、歯型を採取し、精密なマウスピースを作製します。出来上がったマウスピースと薬剤をお持ち帰り頂き治療開始です。またご自身だと歯の色の変化がわかりにくいことがあるため数回歯の色のチェックに来院して頂きます。
それぞれの治療方法のメリット・デメリットを詳しく説明し、ご理解いただいた上で治療を開始します。

治療の実施

オフィスホワイトニングでは、歯ぐきを保護するジェルを塗布した後、ホワイトニングジェルを塗り、特殊なLEDライトを照射します。3回薬剤の交換、照射を行いトータルで約40〜60分の治療を1〜2回行います。
ホームホワイトニングでは、マウスピースの装着方法や薬剤の塗布方法を丁寧に説明し、2週間分の薬剤をお渡しします。

治療中の注意点

ホワイトニング治療中は歯の表面が一時的に弱くなるため着色の強い飲食物(コーヒー、紅茶、カレー、赤ワインなど)を摂取すると着色しやすくなってしまいます。
ですのでホワイトニング中は飲食物に気をつけなければなりません。

経過観察とメンテナンス

定期的に歯の色調をチェックし、必要に応じて治療方法を調整します。治療効果を長く保つため、着色しやすい飲食物を控えるなどのアドバイスを行います。また、ホワイトニング後の歯のケア方法や、メンテナンスの時期についても詳しくご説明します。

施術後のケアと注意点

ホワイトニング施術を受けた直後は、歯の表面を覆っている保護膜が一時的に剥がれた状態になっています。この時期の過ごし方が、白さの持続や歯の健康に大きく影響しますので、適切な管理が必要です。

施術当日から24時間の過ごし方

施術直後の歯は、普段よりも色素を吸収しやすい状態です。特に施術後24時間は着色しやすい時間帯となるため、食事や飲み物の選択には十分な配慮が求められます。コーヒーや紅茶、赤ワインといった色の濃い飲料は控えましょう。カレーやミートソース、醤油を多く使った料理なども同様です。
たばこに含まれるタールは歯の着色を引き起こす大きな要因です。せっかくの施術効果を維持するためにも、喫煙は避けていただくことをお勧めします。
施術後に歯がしみる症状を感じる方もいらっしゃいます。これは一時的なもので、多くの場合は数日以内に落ち着きます。しみる感覚が強い場合は、冷たい飲み物や食べ物を避け、ぬるめの温度で召し上がるようにしてください。知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、症状の軽減が期待できます。

日常生活での白さの維持方法

ホワイトニング効果を長く保つには、毎日の歯磨きが基本となります。食後は早めに歯を磨き、着色成分が歯に定着する前に取り除くことが大切です。研磨剤の入った歯磨き粉を使いすぎると歯の表面を傷つける恐れがあるため、適度な使用を心がけましょう。 色の濃い飲み物を飲む際は、ストローを使用することで歯への接触を最小限に抑えられます。飲食後に水で口をすすぐ習慣をつけることも、着色予防に効果的です。 定期的なクリーニングを受けることで、日常の歯磨きでは落としきれない汚れを除去し、白さを維持できます。当院では、患者様一人ひとりの状態に応じた適切なメンテナンス間隔をご提案していますので、お気軽にご相談ください。

追加施術のタイミングについて

ホワイトニングの効果は永続的なものではなく、食生活や生活習慣によって徐々に色が戻っていきます。白さを保ちたい場合は、定期的な施術が必要です。 どのタイミングで追加の施術を受けるべきかは、個人の希望する白さのレベルや歯の状態によって異なります。当院では、現在の歯の色を確認しながら、最適な施術時期についてアドバイスさせていただきます。歯の色が気になり始めた時点で、早めにご来院いただくことをお勧めします。

ホワイトニングに関するよくある質問

Q1. 効果はどのくらい持続しますか?

A. 施術後の白さが続く期間は、食生活や歯磨きの習慣、歯の質によって大きく変わります。一般的には数ヶ月から1年ほどと言われていますが、色の濃い飲食物をよく摂る方や喫煙習慣がある方は、比較的早く色戻りが起こる傾向があります。
反対に、着色しやすい食品を控え、普段の清掃を丁寧に行っている方は、白さを長く保てることが多いです。生活スタイルに合わせた維持方法については、診察時に詳しくご説明いたします。

Q2. 施術中や施術後にしみることはありますか?

A. 薬剤が歯の内部に浸透する過程で、一時的にしみる感覚が出る場合があります。これは知覚過敏に似た症状で、多くは数時間から数日で自然に落ち着きます。
もともと知覚過敏がある方やエナメル質が薄い方は強く感じることがありますが、事前に歯の状態を確認し、薬剤の濃度や施術時間を調整することで負担を軽減できます。症状が続く場合や痛みが強い場合は、当院へご連絡ください。

Q3. 誰でもホワイトニングを受けられますか?

A. 多くの方に効果が期待できますが、すべての方に適しているわけではありません。妊娠中・授乳中の方、虫歯が大きい方、重度の歯周病がある方などは施術を控えていただく場合があります。
また、詰め物や被せ物などの人工物は白くならないため、施術後に色の差が気になることがあります。神経を取った歯や、もともと色が濃い歯は効果が出にくいこともあります。
当院では、診察時に適応を丁寧に確認し、無理のない方法をご案内しています。

Q4. 市販のホワイトニング剤との違いは何ですか?

A. 市販のホワイトニング製品は安全性を考慮して薬剤の濃度が低く設定されているため、効果が現れるまでに時間がかかり、白くなる範囲にも限界があります。
歯科医院で使用する薬剤は高濃度であるため、短期間で明るさの変化を実感しやすいのが特徴です。
自己判断で市販品を使用すると、歯や歯ぐきに負担がかかることもあるため、確実な効果を求める方は歯科医院での施術をおすすめしています。

Q5. 何回くらい通えば希望の白さになりますか?

A. 現在の歯の色や目指す白さによって必要な回数は異なります。1回の施術でも変化を感じていただけますが、より明るい白さを希望される場合は複数回の施術やホームホワイトニングとの併用が有効な場合もあります。
オフィスホワイトニングの場合、1回の来院で施術は完了しますが、理想の白さに近づけるために数回繰り返すことが一般的です。

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